世界を旅した経験をいかして、外国語が話せる人材サービスの会社を起業

 世界を旅した経験をいかして、外国語が話せる人材サービスの会社を起業した久野さん。父親が世界旅行をしていた影響で、小さいころから英語や旅に興味を持ち、大学時代には友人と一緒に日本一周の旅をしたそうです。

 そして社会人になり、25歳の時に、最初の世界一周の旅に出ます。

 「自分探しをしたかったからです。当時、勤めていた会社で限界を感じ、辞めることになりました。しかし尊敬する先輩から『逃げているんじゃないか?』と言われて。負けず嫌いなところもあって、世界一周についての本を読み、それだと思いました」

 世界一周の旅で最初に訪れたのは、ニューヨークでした。世界一周は7カ月も続きました。

 そして、3カ月後に、2回目の世界一周へ。「1回目の体験が素晴らしくて、でも、物足りなさも感じていました。日本で3カ月間バイトなどをして、もう一回、一周しました」
身分証明書出してナンパ

 2回の世界一周で45ヶ国を回った久野さん。現地では様々な体験をしました。

http://www.68newspaper.net/article_detail.php?article_id=6336
http://blog.crooz.jp/faoueroaoiuo/ShowArticle/?no=1

 その中でも、やはり「ナンパ」はカルチャーショックだったそうです。

 「一番、印象的だったのはアメリカとフィジーです。日本と違って、パブリックな仕事をする人がその身分を利用しナンパしますね。アメリカではパイロットが身分証明書を見せながら話しかけてくれました。フィジーの空港では、荷物検査をする検査官が、『僕と写真撮ってくれない?』と突然ナンパしてきたんです」
 
 フィジーの時は、検査官の同僚の職員たちも応援モードになり、写真は一緒に撮ったそうです。
日本語でいきなり「結婚したい!」

 驚いたのはトルコでのナンパ体験でした。

 「自分が日本人だと分かると、少し遠くにいたトルコ人男性から『僕、日本人女性と結婚したい』と日本語で大きな声で声かけられました。これまで英語でナンパされたことはありましたが、さすがに人前で日本語で言われると、恥ずかしかったです」

 久野さんの経験から、海外で日本人女性はシャイで穏やかで可愛いという風に見られがち。一方、「ステレオタイプ的かもしれませんが」と断ったうえで、中国人は「勉強熱心で、自己主張するタイプというイメージ」。韓国人は「ファッションにこだわり、自己主張もするイメージ」を持たれることが多いそうです。

 久野さんは「日本人女性は、人に合わせる、男性を立てる人が多いイメージを持たれがちです。欧米ではTシャツとジーンズ、サンダルで町に出る女性も多いですが、日本人の女性はメイクも服装もきちんとするので、『可愛い』『やさしい』という印象につながっているのかもしれません」と分析しています。

http://blog.crooz.jp/faoueroaoiuo/ShowArticle/?no=2
http://faoueroaoiuo.asks.jp/724.html